お知らせ

新型コロナウイルスの検査について①

新型コロナウイルスの検査について、テレビ等で色々な意見が出ておりますが、現時点で分かっていることをお伝えしようと思います。
検査には、大きく分けて、①PCR検査、②抗原検査、③抗体検査の3つがあります。どの検査においても、診断できるまでの空白期間や偽陰性(本当は感染しているのに、感染していないと誤って判定されること)の問題があります。
 
現在、一番正確で、早期発見ができる検査と考えられているのは、PCR検査です。しかし、PCR検査は、ウイルスが存在する部位から正しく採取できないと、感染者であっても陰性と判定される可能性があります。また、全例にPCR検査を行うことを推奨するような報道もありますが、PCR検査の偽陰性率は発症前日で67%、発症当日で38%、発症3日後で20%、発症16日後で66%と報告されています。つまり、症状が出ていない方に、検査をしても正しく判定されない可能性が非常に高いということです。偽陰性の何が問題かというと、本当は感染しているのに陰性と判定された方が、「自分は陰性だったから大丈夫」と大手を振って市中に出ることで、たくさんの人に感染させてしまい、感染拡大のリスクを非常に高めることです。やみくもに無症状者に検査するのではなく、感染している確率が高いと考えられる方(疑わしい症状がある方、既に陽性判定されている患者の濃厚接触者、感染しやすい状況にあった方など)を中心に効率的に検査を行った方が良いと思います。

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