冬はコロナウイルスにとっては活動しやすい季節ですので、せっかく減った新型コロナウイルス感染者数が、気温の低下とともに再び急増する可能性があります。その際、インフルエンザも一緒に流行したら、春先の比ではない大変な事態になるかもしれません。そこで、インフルエンザの予防接種を受けておくことをお勧めします。
　
　インフルエンザワクチンは例年よりも多く、最大6300万人分の供給が見込まれています。昨年よりも7％増産する形になるようですが、例年よりも多くの方がワクチン接種を希望することが予測されますので、希望者全員が接種可能かどうかは現時点では分かりません。また、最大6300万人分という表現が用いられているのは、日本では13歳未満の小児は2回接種することになっているからです。大人の換算であれば、6300万人分になりますが、小児が2回ずつ接種すれば、その分、接種できる人数は減ります。
　
　当院でもインフルエンザワクチンを準備しておりますが、例年、当院で接種されている方の分を確保することしかできておりません。当院で希望者全員に接種することはできませんので、ワクチン接種を希望される方は、かかりつけの先生に早めにご相談されることをお勧めします。
　接種は、例年通り毎週木曜日に行います。密を避けるため予約制となっておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。また予約日の変更、当日の体調変化等ありましたら早めのご連絡を頂けますと助かります。どうぞよろしくお願い致します。